あやうしズッコケ探険隊

離れ小島に漂流した三人組が出会ったのは...... 果たして三人組の運命やいかに!

原作/那須正幹(ポプラ社刊) キャラクターデザイン/前川かずお
演出・脚本/伊東史朗 人形美術/田中秀郎 音楽/佐藤謙一
上演時間 1時間30分
見積及び資料を御希望の方は公演のご依頼・ご相談よりお問い合わせください。公演のご依頼・ご相談
作品の特徴
「あやうしズッコケ探険隊」は夏休み、無人島での三人組の漂流生活が物語の舞台となります。冒険大好きハチベエ、のんびりやのモーちゃん、雑学知識のハカセ。お互いの個性をみとめ合い、時にはケンカもし、ズッコケながらも仲良く元気に生きていく姿に、観ている子供たちもきっとあこがれと共感を覚えるでしょう。
また、物語の後半には、平和や自然のことなど現代社会にふれる出来事が絡んできます。ただ楽しいだけではなく、そこから少し世界をひろげる好奇心を持てる。原作の持つそのテイストを大切に舞台化しています。
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山中正太郎 トイレの中でも本を読む勉強家、なれど時々間違いだらけ知識をひろうする。それでも頼りにされている。 |
八谷良平 元気はつらつ冒険大好き、考えるよりも先に行動を起こす愛すべきオッチョコチョイ |
奥田三吉 すべてにのんびりしているが、いざ食べることに関してはあっと驚く熱心さで取り組むいい男。 |
人 形
人形は原作「ズッコケ三人組」シリーズ(ポプラ社刊)でお馴染みの前川かずお氏の挿し絵より忠実に立体化、三人組の親しみやすいキャラクターを大切に再現しています。そのため、子供たちが原作との違和感を感じることが無く、また人形劇という親しみやすい表現方法を用いることで、小学生を中心とした広い年代に受け入れられる魅力を持ちました。
『差し上げ型』というテレビ人形劇等でお馴染みのスタイルで、役者は左手で人形の頭を操作し、右手で人形の両手からのびた鉄線を持ち動かします。シンプルですが、奥が深く、コミカルで大胆な動きから、繊細な動きまで多様な表現が可能です。

音 楽
ドラム・ギター・ベース・キーボードを用いた生演奏ロックバンド、その名も「ズッコケバンド」がステージに華を添えます。楽器は役者が人形を操るかたわら交替で演奏し、舞台のアクセントとして活躍します。人形劇とロックミュージックの今までにない組み合わせは、子供たちの興味を引き、物語の世界に引き込む役割を持っています。

舞 台
舞台はケコミと呼ばれる高さ約120センチメートルのついたての上に人形を出して遣うスタイルです。背景は絵幕(大きな布に描かれた背景、カーテンのように開閉することで、舞台転換が可能)と木々や茂み等のセットを移動させることによって作り出し、視覚的でスピーディーな展開が特徴となっています。
海中の場面では人形の前に半透明の幕を出し、操作する役者の姿を完全に消すことで、人形や魚が水中を泳ぐ様子をリアルに表現します。人形がケコミ舞台の前まで出て来る場面もあり、立体的な舞台空間を作り上げます。

ものがたり
待ちに待った夏休み、ハチベエ、ハカセ、モーちゃんはタカラ町というきれいな海に面したハチベエのおじさんの家へ遊びに行きました。
ところが、おじさんは買い出しに出かけて留守。海岸に向かった三人組は、そこでおじさんのボートを見付け、強引に誘うハチベエが舵をとって、沖へ出てしまいました。快適な海上散歩のひとときがすぎ、そろそろ戻ろうかとボートを陸へと向けたとたんに、なんと突然エンジンがストップ。見ると燃料計の目盛りがゼロ、ガス欠だったのです。
沖に流されてゆくボートに突然の稲光、そして雷鳴。嵐に巻き込まれた三人組は荒れ狂う海に投げ出されてしまいました。
気が付いた三人組が打ち上げられていたのは、人の気配がない砂浜でした。
モーちゃんのおやつで空腹をしのぎ、探検したここは、無人島?!
泣いてばかりもいられない! ハカセの知識で、ハチベエの野性のカンで、モーちゃんの料理で、ズッコケサバイバル生活が始まります。
そしてある日、ハカセが作った手作りの計測器でこの島の位置を調べると、この島は太平洋のど真ん中ということが発覚!
絶望的な状況の三人組に襲いかかる野獣の吼え声、アフリカにしかいないはずのライオンがなぜこの島に......
ちりぢり逃げた三人組......
モーちゃんが出会う片足の謎の老人......
あやうし、ズッコケ探険隊!
公演風景
本作、人形劇ズッコケ3人組「あやうしズッコケ探険隊」は夏休み、無人島での三人組の漂流生活が物語の舞台となります。
実際の公演風景より、3人組の出発から、中盤のクライマックスまでをダイジェストでご覧下さい。
出 発
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船 出
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判 明
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衝 撃
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探 検
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恐 怖
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と、茂みがガサガサっとゆれ、かすかに猛獣のうなる声。そして暗闇に光る鋭い眼光。あたりを揺るがす咆哮とともに真っ赤な口が......
鑑賞者の声
作品の感想から一部抜粋して掲載しています。
きょう、小学校でズッコケたんけんたいのにんぎょうげきを見ました。ボートにみんなのり、ガスけつになったり、あらしにまきこまれたときはときは、こわかったです。
ハチベエが、サザエをたべておなかがいたいといったところや、ハカセがトイレを作ってから本をよむのがへんでした。
モーちゃんのバッグのなかみがぜんぶおかしだったのが、すごいとおもいました。
島のおじいさんはせんそうで、足がなくなったりしたので、せんそうはきらいだとおもいます。三人がまたげんきにしてあげてよかったです。(小学校1年生・男子)
わたしは、人形げきのズッコケ三人組を見て、「おもしろかったな」と思いました。
わたしは、「モーちゃんは魚つりがじょうずだな」と思いました。ハチベエは、元気いっぱいで、ことばがすごくおもしろかったです。
ハカセは、トイレの中で本を読んだり、ハチベエが、トイレの中を見て、「うわー、くせー」と言いました。みんなはその声を聞くとおおわらいしました。
ハチベエが海でおよぐ形はきれいで、魚がひらひらとおよいでいました。
わたしは、「モーちゃんとってもとってもカニがにげるね」と思いました。(小学校2年生・女子)
私は、二人のナレーターの人がよくピッタリと息を合わせていたのが、すごく上手だなと思いました。
最初の場面の見送りのところのモーちゃん、ハカセ、ハチベエの母さんの人形の作りにすごく感心しました、すごくこまめなところまで上手に作れていました。
そしてもう一つすごいと思ったのは、7人しかいなかったのに、いろんな役をしていたり、色々な楽器を使ったりしていた所です。
ひとみ座の人はひとりで何役もしていたし、そのうえ、1日で2回も公演したので疲れたでしょう。
劇団の人が疲れた分、私たちが楽しませてもらいました。(小学校5年生・女子)
始まる前は、どんな人形が出てくるか、何人でやっているのかそうぞうできませんでした。
いよいよ始まるとバスに乗る場面でした。三人組のお母さんが子どもの心配をしすぎて、オーバーな言葉を使って、それが面白かったのでとても笑ってしまいました。
船に乗って出かけるところまで、工夫していたのがとてもよかった。
三人組は嵐にまきこまれて、島に流されて、いろんな冒険をしたところが面白かった。
その中で、三人組が島を探検しているときに、ライオンが出てきて、目を光らせて、口を大きく開けて、「ガオー」とさけぶところが、工夫がとってもしてあってちょっとおどろいた。
その後もズッコケ三人組がなかよく友だちでいたのでとてもよかったです。(小学校3年生・女子)
私は人形をあやつるのもすごく大変なのに声も自分で出していたのですごいなーと思いました。楽器や歌や劇もすごくやってくれたのですごく楽しかったし、準備も工夫していて、草のうらに石を書いていたし、布を切って暗い島の中をイメージしていたのですごく感心していました。
わたしがいちばん「すごいなー」と思ったことは、海の中で船に乗っているところです。
あらしの時には、本当にあらしがあったみたいに迫力がありました。
それに無人島に行って魚をつっていたモーちゃんを見たら、すごく魚つりがうまいんだなーと思いました。ハチベエ君が海の中でおよいでいるところがすごくふしぎな布だなーと思いました。
ひとみ座の人は、「また楽しい劇を作ってきます。」と言っていたので、すごく楽しみにしています。(小学校4年生・女子)
人形劇のおもしろさはジョークが入っているところです。セリフや人形の動かし方がとても上手でした。
三人が無人島に流された原因は船のガソリンがなくなったことです。それから三人は力を合わせて食料を集めたり、自分達がいる場所を調べたりしていました。とてもすごいなあと思いました。友達っていいなあと思いました。
一人で出来ないことも、三人で力を合わせれば難しいことでも出来るんだなーと思います。
これからも友達を大切にして、いっしょに色々なことをしていきたいです。人形劇がこんなに面白いとは思いませんでした。(小学校5年生・男子)
先日の人形劇鑑賞会には、遠方にも関わらず、お越しいただきありがとうございました。子どもたちはもちろん、私達もとても楽しいひとときを過ごすことが出来ました。
ズッコケ三人組は子どもたちにも人気のある作品で、内容も子どもたちの実生活に近く、興味深く劇を見ていたようです。また、人形の動きや舞台装置にも目を向ける子どもたちもいて、劇に対する関心も深まったようです。皆、たくさんの拍手を送っていました。(小学校・校長)
スタッフ
| 原 作 | 那須正幹(ポプラ社刊) |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 前川かずお |
| 演出・脚本 | 伊東史朗 |
| 美術監修 | 片岡昌 |
| 人形美術 | 田中秀郎 |
| 音 楽 | 佐藤謙一 |
| 照 明 | 後藤義夫 |
| 制 作 | 半谷邦雄 |
人形劇あやうしズッコケ三人組に期待する 原作者:那須正幹
ぼくが書き続けている「ズッコケ三人組シリーズ」は四十作を越えています。その中でも特に人気のある作品が「あやうしズッコケ探険隊」 です。三人組が漂流して、無人島で生活するという冒険物語ですが、作者のぼくも大好きな作品のひとつです。この作品がこんど人形劇になると聞いて、大いに楽しみにしています。ひとみ座さんは以前にもズッコケ三人組を上演してくださいました。本の中のハチベエ、ハカセ、モーちゃんが人形になって、舞台の上を駈けまわるのを見て、作者のぼくも、つい手に汗にぎったものです。今回の作品では、人形達がどんな活躍をしてくれるか、ぼくもわくわくしながら待っています。
那須正幹(なすまさもと)
1942年、広島生まれ。主な作品に、『ズッコケ三人組シリーズ』『ねんどの紙さま』『さぎ師たちの空』(路傍の 石文学賞)『海賊モーガン』シリーズ『ヨースケくん』『お江戸の百太郎』シリーズ 『絵で読む広島の原爆』など多数。
演出にあたって 演出・脚本:伊東史朗
こどもたちは人形劇第一作「ズッコケ三人組」を本当によく見てくれました。ハチベエ、ハカセ、モーちゃんという、どこの学校にもいそうな三人の男の子たちの行動を、まるで自分のことのようにハラハラしたり、大笑いしたりしながら見てくれました。
「あやうしズッコケ探険隊」ではこの三人組が海で漂流して無人島にたどり着くという、まるでロビンソンクルーソーのような運命にまきこまれます。島に流された三人組はズッコケながらも、たくましく生活を始めるのです。そして、無人のはずの島で謎のおじいさんに出会うのですが......。さらに島にはなぜか、なんと百獣の王ライオンがいて......。果たして三人組の運命は?といった具合に前作とはがらりと変わって「あやうしズッコケ探険隊」は大冒険活劇です。
この人形劇を見てくれる子供たちが、大笑いしながら頭のどこかで平和のことや自然と人間のことなどを考えてくれるといいなあと思っています。
キャスト
| ハチベエ | 松本 美里 |
|---|---|
| ハカセ | 小林加弥子 |
| モーちゃん | 岡本 三郎 |
| おじいさん | 龍蛇 俊明 |
| 語 り | 西田由美子/松島 麗 |
| 音 響 | 森下 勝史 |
上演実績
「あやうしズッコケ探険隊」上演実績(例)
「あやうしズッコケ探険隊」
平成15年度児童福祉文化賞推薦作品・厚生労働大臣賞受賞 記念公演のご案内
(2003年4月1日)
桜花爛漫の季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?
私どもひとみ座は新作「鳥に聞かされた話」の稽古、仕込み等で忙しい日々が続いています。
さて、この度ひとみ座の「あやうしズッコケ探険隊」が平成15年度児童福祉文化賞推薦作品として、厚生労働大臣賞を受賞することとなりました。
この作品は今年で4年目に入り、おかげさまでいろいろな方々からお褒めをいただいている人形劇です。昨年は全国専門人形劇団協議会が行っている「第四回優秀人形劇顕彰制度」で金賞をいただきました。
今年も観ていただこうと全国公演が組まれています。
ところで、先程述べました児童福祉文化賞の授賞式が新宿の朝日生命ホールにて行われます。それにともないまして下記の通り記念公演が上演されます。
皆様にはこの機会に是非ご覧いただきたいと思います。お知り合いをお誘い合わせの上おいでいただき、ご一緒に楽しんでください。
| 演 目 | あやうしズッコケ探険隊」(90分) ポプラ社刊 原作/那須 正幹 演出・脚本/伊東 史朗 美術監修/片岡 昌 人形美術/田中 秀郎 音楽/佐藤 謙一 |
|---|---|
| 日 時 | 平成15年5月9日(金) 開場/17時30分 開演/18時15分 |
| 会 場 | 朝日生命ホール(JR新宿駅西口) |
| 入場無料 |
お陰様で今日現在(4/21)、全て満席になりました。
たくさんのご応募ありがとうございました。これからも応援をお願い致します。
実施要項
| 作品名 | ズッコケ三人組「あやうしズッコケ探険隊」 |
|---|---|
| 上演時間 | 1時間30分 |
| 編 成 | 9名 |
| 対 象 | 幼児・小学生・一般 |
| 対応企画 | 公立文化ホール自主事業/教育委員会主催演劇鑑賞会/小学校演劇鑑賞会・演劇教室/子供会演劇鑑賞会/各種鑑賞団体鑑賞会・例会/イベント等 |
| 会場条件 | 文化会館・市民会館・市民センター等(中ホール・小ホール)/多目的ホール/体育館/公民館 |
| 理想観客数 | 400名〜500名前後 |
| 舞台最低条件 | 間口10m/奥行7m/プロセミアム高5m/袖上手5*5/袖下手5*5 |
| 舞台設営 | 4時間 |
| 舞台撤去 | 1時間30分 |
| 照 明 | ホール設備+一部持ち込み 体育館は全て持ち込み |
| 音 響 | ホール設備+一部持ち込み 体育館は全て持ち込み |
| 移動方法 | 器材運搬トラック2名/飛行機・列車列車7名 計9名 |
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